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セルフマッサージに役立つ身体のツボ辞典 ~1ページ目~

人の身体にはおよそ 360の経穴(つぼ)がありますが、専門知識もいらず自分で簡単に見つけられしかも効果の大きい経穴(つぼ)はおおよそ40個前後と言われています。

このツボをご紹介させていただきますので、是非ご自身でちょっと疲れたと感じた時にはご自宅やオフィスなどでツボ押しをしてみてください。

※あまり強い力でツボを押さないでください

天柱(てんちゅう)

後頭と首のあたりで、頚椎(首の骨)の両側にあります。この天柱は後頭骨の下縁で、その中央にくぼみがあります。そのくぼみの中央から、1寸3分外側にあります 天柱は、頭痛や肩こり・目・鼻・手の痛みなどにも効果があります。 さらに、大腿・下腿などの脚(下肢)の後側の痛みや緊張にも効果があります。 また、疲労回復にも効果があり、特に精神疲労・ストレスに効果があるようです。

風池(ふうち)

この風池は、後頭骨の下、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間で、乳様突起の後のくぼみにあります。 このくぼみを指で後ろからやや上前の方向に押すと気持ちよく感じるところに、ツボ(風池)を取ります。風池は、頭痛や肩こり・目・鼻・手の痛みなどにも効果があります。 また、疲労回復にも効果があり、特に精神疲労・ストレスに効果があります。

大椎(だいつい)

大椎は首の後ろ下部、一番大きく突出した背骨(隆椎、第7頸椎)の直下陥凹中、首を前屈するとよくわかります。椎は風邪のひきはじめ、鼻づまり、肩こり、首こり、頭痛、高血圧、せき、気管支炎、発熱など、熱性の異常に効果を発揮するツボです。 これらの症状があるときには、肩がはったように感じます。肩のはりは大椎を中心に起こります。こんな時に大椎のツボを刺激、または温熱刺激してあげるとこりや緊張がほぐれていきます。特にひきはじめの風邪や高血圧に効果があります。

大杼(だいじょ)

下を向いた時に、頚の根本で一番出っ張る背骨(第7頸椎)の際の窪みが『大椎』、その一つ下の背骨から、約5cmほど外側が『大杼』です。 姿勢不良による頚肩のコリ痛み、発熱時の解熱、胸のむかつきや火照りなどの自律神経系の諸症状によく使います。加えて、身体が硬直して長く立てない…などの脊椎麻痺へのケアにも多用できます。

肩外兪(けんがいゆ)

頸椎の突起を触りそこから親指一本分外側にある筋肉の盛り上がりを見つけます。 その筋肉の盛り上がりをスーッと指でなぞっていくと自然に肩甲骨の内側の上の角に触れます。そこから少しずれたところが肩外兪になります。 肩から肩甲骨外側にかけての重苦しさや痛みを和らげてくれます。 気の通りを良くする作用があり、他にも、肩こりから来る眼精疲労やむちうち症にも効果を発揮します。

肩井(けんせい)

頭を前に傾けてみてください。その時に頭の部分から背骨を首から背中にかけてたどっていくと出っ張っている骨があるのがわかります(専門的に言うと第七頸椎)それと肩の先端を結んだ点の真ん中です。肩井は、肩こりや頭痛の症状だけでなく、歯や首の痛み、 目の疲労の緩和などにも効果を発揮します。 特に、長時間のパソコンや文字を書くことによる、 指や肩の疲れには抜群の効果を発揮するといわれています。

肺兪(はいゆ)

肩甲骨の内側で、背骨(第3胸椎)をはさんだ両側あたりです。 肺兪は呼吸器系の症状を和らげる効果があります。うつぶせに寝かせ、背中に両手のひらをつきます。親指で左右のツボを同時に指圧します。やや強めに押すといいでしょう。 心身の緊張をほぐし、呼吸器系の機能を整えます。心身症の症状では、息切れや呼吸困難、息苦しさなどに効果的です。

秉風(へいふう)

肩甲骨にある肩甲棘という横に伸びた骨の中央の上際に取穴する経穴です。 「秉」は掌握する、手荷物などに意味があり、「風」は風邪の意味です。 この経穴は風を支配し掌握することで、風邪による症状を治すことからこの名がつけられたといわれています。

臑兪(じゅゆ)

臑兪穴は脇のシワ(腋窩横紋)の後端から上にいき、肩甲棘の外端の下にあるくぼみに取穴します。高血圧や脳出血後遺症、半身不随や後頭神経痛などに治療に用いられます。 臑兪という字には「上腕を治すところ」という意味もあり、五十肩や上腕神経痛などの治療にも使用されます。

天宗(てんそう)

肩甲棘下、棘下縁と肩甲下角の間の上1/3と2/3の交差点にあるツボ。 肩甲骨のほぼ中央、骨が薄くなってくぼみになっている所です。強く押すと腕にかけて響くような痛みが走るので分かりやすいかと思います。特に背中から腕にかけてだるさ・痛みを伴うような肩こりによく使われます。 また、胸の痛みにも効果を発揮します。呼吸器症状や動悸、乳汁分泌不全、背中の贅肉対策、高血圧、中耳炎にも有効だそうです。

肩貞(けんてい)

肩の後ろ側、肩と腕のちょうど境目、脇の下から1~2.5cm上の所にあります。 「貞」は正確、正しいという意味があります。この経穴は腕を上げ下げしても、動かずに正しい位置にあるところから肩貞と名づけられたといわれています。 この経穴は五十肩や肩甲関節炎、リウマチなどのほか、上肢の挙上不能に対しても使用されています。

膈兪(かくゆ)

中の第七胸椎と第八胸椎の間で、指二本外側に位置しているつぼです。  この経穴は内部に横隔膜や肺があることから胸部疾患に用いることも多いですし、また、胃や食道の疾患に対しても使用されています。

脾兪(ひゆ)

背骨の骨の第11・12胸椎の外に指の幅2本分(1寸5分)離れたところに取穴する経穴です。 この「脾」というのは臓器の脾臓のみを指している訳ではなく、脾・胃・十二指腸・膵臓・胆臓などの消化吸収の働きをひとまとめに「脾」と読んでいます。 つまり、脾兪穴は「消化吸収の働きを良くするところ」と言い換えることができます。

胃兪(いゆ)

背中の中央からやや下で、背骨(第12胸椎)をはさんだ両側あたりです。 胃兪は背中の緊張をほぐし、胃の痛みを和らげる効果があります。

腎兪(じんゆ)

腰のくびれの高さの背骨(第2腰椎と第3腰椎の間)から、それぞれ指2本分外側にあります。腎兪は、腰痛に効果があります。他にも、下腹部にある内臓、腎臓・膀胱・生殖器・大腸などの症状にも効果があります。また、耳鳴にも有効で

大腸兪(だいちょうゆ)

腰にあるツボです。このツボは、ちょうどベルトの高さで腰骨(第4腰椎と第5腰椎の間)の両側指2本分外側にあります。 腸兪の「大腸」は大腸の意、「兪」は注ぐという意、つまり大腸兪は大腸に気血を注ぐツボで、大腸の病(便秘や下痢など)に用いるほか、腰にあることから腰痛にも用います。

次? (じりょう)

臀部の平らな骨(仙骨)にある上から2番目の凹没部分にあるツボになります。お尻の中央に逆三角形の骨があり、その骨の中央から左右に2cmくらい離れたところのくぼみにあります。腰痛などの腰の症状を和らげてくれます。また、腰の血行を促進して、冷えを和らげる効果があります。 さらに、骨盤内臓器の調整効果があり、子宮や卵巣の機能調整を助け、働きが良くなり、生理時に起こる不快症状不妊症などを改善に導いてくれます。 他にも、尾てい骨痛や生理痛、軽い尿失禁にも有効です。

委中(いちゅう)

膝の裏脚にあるツボです。この委中は、膝の裏のほぼ中央の拍動部にあります。 足の浮腫(むくみ)に効果があります。 他にこの委中のツボの流れ道である「膀胱経」(脚の後側、背骨の左右付近、頭部、目を流れる道筋)の痛みや、こりの違和感などにも効果があります。

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